製造系SEが担当するシステムの特徴

製造系SEが担当するシステムの特徴

製造系SEの仕事内容は、各製造業に適した生産システムを
構築することです。

 

 

高度成長期の時代から「モノ作り大国ニッポン」と呼ばれるように、
日本の製造業はその技術力の高さを誇っていました。

 

 

大量生産の時代には、作れば売れる状態だったため、製造業の課題は、
いかに大量の製品を生産するかということでした。

 

 

しかし、安い労働力を背景にした発展途上国の追い上げにより、
コスト削減が求められるようになり、さらにバブルの崩壊によって長い問不況の時代が続いたため、
作っても売れない時代になってきました。

 

 

しかし、これは市場の規模が縮小したわけではなく、消費者の好みが多様化したためであり
大量消費の時代から選別の時代に入ったからです。

 

 

現在では、いかに大量の製品を生産するかではなく、いかに売れる商品を
タイムリに必要量だけ作るかが製造業の課題になっています。

 

 

製造業の分類

ひと□に製造業といっでも、その種類は千差万別であり、製造品目が異なれば、
生産方式も、生産量も異なります。

 

 

製造品目による分類(生産財と消費財)

製造業とは、「モノ作り」であるが、作っているモノは、大きく生産財と消費財に分けられます。

 

 

生産財とは、企業が生産活動を行うために使う原料・材料・部品などのことであり、
生産財の利用者は、製造業などの企業です。

 

 

生産財の場合は、一般に顧客企業から仕様や規格、品質の要求が提示され、要求仕様どおりの
品を製造して納品します。生産管理の課題として、要求仕様への適合度を高めることが顧客満足に
つながります。

 

 

消費財とは、消費するためのものであり、洗剤や衣服、食品、自動車などが代表的な消費財です。
消費財の利用者は、一般的には消費者です。

 

 

生産方式による分類(組立て型生産方式とプロセス型生酢力式)

家電製品や自動車などのように部品を組み立てて製造する生産方式を
組立て型生産方式と呼びます。

 

 

石油や鉄、化学品の製造工程のように タンクなどの装置に原料を入れて、
装置を稼働させることによって生産させる方式をプロセス生産方式と呼びます。

 

 

組立て型生産方式は、一般には人が介在して生産するので、人の技術の向上が
課題になり、人のモチベーションや習熟度によって生産効率や品質がばらつくことがあります。

 

 

プロセス型生産方式では、一般に人が生産に介在することは少なく、ほとんどが装置の性能によって
生産量や生産効率が決まってきます。

 

 

しかし、プロセス型生産方式でも一部に組立て型の要素が含まれることがあり、
組立て型生産方式でも機械を使うところではプロセス型生産方式に近い部分もあります。

 

 

なお、製品を製造する際の製造工程への投入品(lnput Mater目)のことを、
組立て型生産方式では部品と呼び、プロセス型生産方式では原料と呼びます。

 

 

また、材料と呼ぶ場合もあり、これらを総称して部材、資材、原材料と呼ぶこともあります。

 

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生産管理方式

製造業の生産管理方式は,計画生産方式と受注生産方式に分けられます。

 

 

計画生産方式(見込み生産方式)

製品の在庫を持ち、受注があれば在庫として保有している製品を販売します。

 

 

そのため、在庫のために生産するということでMTS(Make TOSでock)と呼ばれます。

 

 

受注生産方式

注文のために生産するということでMTO(Make TO Order)と呼ばれます。
MTOには,あらかじめ計画生産で部品加工を行うものと注文を受けてから設計を行うものがります。

 

 

DTO(Design TO Order),ETO(EngineerTOOrder)

注文を受けてから設計をして生産するもので,受注設計と呼ばれます。
注文建築などはこれに分類されます。

 

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